カルチュラル・ミスエデュケーション : 「文化遺産の伝達」とは何なのか

著者

書誌事項

カルチュラル・ミスエデュケーション : 「文化遺産の伝達」とは何なのか

ジェーン・R.マーティン著 ; 大岡一亘, 奥井現理, 尾崎博美訳

東北大学出版会, 2008.11

タイトル別名

Cultural miseducation : in search of a democratic solution

カルチュラルミスエデュケーション : 文化遺産の伝達とは何なのか

タイトル読み

カルチュラル ミスエデュケーション : ブンカ イサン ノ デンタツ トワ ナンナノカ

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注記

監訳: 生田久美子

原著 (Teachers College Press, 2002) の全訳

参考文献: p245-251

内容説明・目次

目次

  • 1章 文化的富(過多—教えることが多すぎる;富を定義するということ—有害な還元;ストックの保存—見えぜる手の機能不全;遺産を伝達すること—文化的損失と再生)
  • 2章 多元的な教育エージェント(教育と学校教育—誤った同一視;分散化した教育エージェント—教育者としての組織体;保管—共同事業の利点とリスク;分業—オペラ・ニューイングランドの事例;生ける遺産と死せる遺物—保存の程度と伝達のメカニズム)
  • 3章 世代の教育的問題(世代の問題—社会学から教育へ;語り部たち—ソクラテスの仮説;教育的社会という理想—欠点をもつ三つの見解;学校と家庭—時代遅れの分業;国のカリキュラム—現実逃避の反応)
  • 4章 負債の最小化(文化の簿記—文化的富の調査プロジェクト;保護と検閲—学校と社会にふさわしい文化的富のカリキュラム;文化における市民権—それは一体誰のストックなのか)
  • 5章 資産の最大化(遺産の分配—面倒なジレンマ;同一の遺産—民主主義国の市民性から生じる議論;異なる遺産—社会的平等からの議論;カリキュラムの新たな問題—贈与としての学習;社会的関係の相互依存モデル—いくつかの未解決問題)

「BOOKデータベース」 より

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