天気でよみとく名画 : フェルメールのち浮世絵、ときどきマンガ
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書誌事項
天気でよみとく名画 : フェルメールのち浮世絵、ときどきマンガ
(中公新書ラクレ, 810)
中央公論新社, 2024.2
- タイトル別名
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天気でよみとく名画 : フェルメールのち浮世絵ときどきマンガ
- タイトル読み
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テンキ デ ヨミトク メイガ : フェルメール ノチ ウキヨエ、トキドキ マンガ
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注記
参考文献: p228-238
内容説明・目次
内容説明
「悪魔」の正体は局地風(ゴッホ“星月夜”)、描かれた雲から降水確率もわかる(フェルメール“デルフト眺望”)、天気の表現でわかる作家の出身地などなど、古今東西の名画やマンガを天気という視点で見直すと、意外な発見に満ちている。画家たちの観察眼は気象予報士よりも凄いかも!?さらに、同じ地域でも時代の異なる作品を比較することで、温暖化などの変化に気づくことだってできる。現役気象予報士による美大の人気講義を再現。
目次
- 第1章 低地・高緯度のオランダが育んだ「光の絵画」(描かれた雲から降水確率もわかる―フェルメール“デルフト眺望”;「夜」なのに太陽光が差し込んでいる?―レンブラント“夜警” ほか)
- 第2章 島国イギリスの気象が生んだ「風景画」(主役より目立つ曇り空―ゲインズバラ“アンドリューズ夫妻の肖像”;湿気たっぷりの空を水彩で―ガーティン“エクセター大聖堂” ほか)
- 第3章 温暖なフランスだからこそ印象派が花開く(最も「空を理解」した画家―ブータン“ベルク 船の帰還”;雪、氷、霧…水の壮大なつながり―モネ“カササギ” ほか)
- 第4章 豊かな日本の雲と雨(にわか雨に慌てる旅人―広重“東海道五十三次 庄野 白雨”;真っ白な梅と、真っ赤な夕焼け―広重“名所江戸百景 亀戸梅屋舗” ほか)
- 補章 マンガ、アニメで描かれる気象現象
「BOOKデータベース」 より