書誌事項

神武天皇の歴史学

外池昇著

(講談社選書メチエ, 794)

講談社, 2024.1

タイトル読み

ジンム テンノウ ノ レキシガク

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注記

文献目録: p253-259

内容説明・目次

内容説明

伝説の初代天皇は、幕末・明治期にその存在感を高めた。江戸幕府が定めた神武天皇陵は、孝明天皇の意志で改められるが、本居宣長の異説には支持者が多く、疑念はくすぶり続ける。水戸藩主・徳川斉昭の嘆きと、幕末の能吏・川路聖謨の解釈。文人画家・富岡鉄斎が描いた「御陵図」の心象風景。橿原神宮の創建に尽力し、決裂した民間勤王家・奥野陣七。お雇い外国人は、「神武天皇祭」に冷徹な眼を向けた―。現代にいたる「神武天皇」と日本社会をとらえ直す。

目次

  • 序章 現代の神武天皇
  • 第1章 三ヵ所の神武天皇陵
  • 第2章 攘夷の気運と幕末動乱
  • 第3章 奈良奉行所与力の結論
  • 第4章 文久の修陵
  • 第5章 明治天皇の親祭
  • 第6章 橿原神宮と民間結社
  • 第7章 消えない疑念
  • 終章 紀元節から「建国記念の日」へ

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD05300608
  • ISBN
    • 9784065344644
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    263p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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