日本の建築
著者
書誌事項
日本の建築
(岩波新書, 新赤版 1995)
岩波書店, 2023.11
- タイトル別名
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日本の建築
- タイトル読み
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ニホン ノ ケンチク
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注記
主要参考文献: 巻末p1-7
図版一覧: 巻末p9-13
内容説明・目次
内容説明
この国の建築家たちは、西欧の様式建築やモダニズム建築と出会ったあと、日本建築をどう捉え、表現してきたのだろうか。本書は彼らの葛藤や迷い、そして挑戦を読み解き、さらに社会を映す鏡として建築を見つめる。反建築の時代を超えて描かれるその歴史は、弱さや小ささを武器とする日本建築の未来と可能性を教えてくれる。
目次
- はじめに 死体ではなくナマモノとして
- 1 日本という矛盾―構築性と環境性(はじまりの木箱;タウトvs.フォルマリズム ほか)
- 2 革命と折衷―ライト、藤井厚二、堀口捨己(ライトによる転倒;浮世絵と庇との遭遇 ほか)
- 3 数寄屋と民衆―吉田五十八、村野藤吾、レーモンド(吉田五十八、村野藤吾と戦後;西欧による挫折と数寄屋の近代化 ほか)
- 4 冷戦と失われた一〇年、そして再生(日本の敗戦と日欧の均衡の崩壊;冷戦が要請した、建築を媒介とする日米和解 ほか)
「BOOKデータベース」 より