書誌事項

徳川家康と今川氏真

黒田基樹著

(朝日選書, 1033)

朝日新聞出版, 2023.4

タイトル読み

トクガワ イエヤス ト イマガワ ウジザネ

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注記

主要参考文献: p284-288

内容説明・目次

内容説明

少年期の徳川家康は今川家の「人質」であり、「過酷」な境遇にあったというのが通説だ。永禄3年(1560)に本拠の三河岡崎城に帰還、翌年からは今川家に敵対し、その後10年近く家康は今川氏真との抗争に明け暮れるが、それ以後、家康と今川家の縁は切れたかのように一般に認識されている。だが、これらは事実ではない。じつは家康と氏真はその後も親密な関係を維持し続けていたのだ。近年、家康研究は新たな史料が確認され、進展を見せている。本書では史料を丹念にたどり、それにより判明した新事実の数々を紹介しながら、この二人の戦国大名が生涯を通じてどのように交流していたのかを解き明かす。家康の生涯において、いかに今川家の影響が強かったか、また、いかに家康が今川家を尊重していたのかを浮き彫りにする。

目次

  • 第1章 氏真の立場、家康の立場
  • 第2章 家康と氏真の抗争
  • 第3章 今川家滅亡
  • 第4章 家康は氏真を庇護する
  • 第5章 今川貞春が繋ぐ徳川と今川
  • 終章 家康にとっての今川家

「BOOKデータベース」 より

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