縄文人は海を越えたか? : 「文化圏と言葉」の境界を探訪する

書誌事項

縄文人は海を越えたか? : 「文化圏と言葉」の境界を探訪する

水ノ江和同著

(朝日選書, 1028)

朝日新聞出版, 2022.4

タイトル別名

縄文人は海を越えたか : 文化圏と言葉の境界を探訪する

タイトル読み

ジョウモンジン ワ ウミ オ コエタカ? : 「ブンカケン ト コトバ」ノ キョウカイ オ タンボウ スル

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注記

出典: p154-163

参考・引用文献: p267-281

内容説明・目次

内容説明

北は択捉島、礼文島、西は対馬島、南は八丈島、久米島まで丸木舟で往来し、時には外洋にも乗り出していった縄文人。新石器時代のロシア極東、朝鮮半島、中国大陸との往来があったものの、縄文文化の範囲は現在の日本の国境を越えることはなかった。100年にわたり、縄文文化は大陸伝来か、日本自生・固有かが問われてきた。だが、あらためて議論の中心となってきた考古資料や、新たな発掘調査の成果を検討すると、必ずしも検討の前提が十分ではなかったことが浮かび上がってきた。日本列島とその周辺地域で出土した考古資料を丁寧に比較し、縄文文化の本質、独自性に迫る。語句解説と想定図、研究の基本を学ぶためのコラム(エピソード)も満載。考古学を学びはじめる人にもわかりやすく解き明かす。

目次

  • 第1章 縄文時代・縄文文化ってなに?
  • 第2章 縄文文化の境界問題を考える前に
  • 第3章 日本列島の〓状耳飾
  • 第4章 縄文文化の境界1 北海道とロシア極東(サハリン)
  • 第5章 縄文文化の境界2 九州と朝鮮半島
  • 第6章 境界問題から縄文文化の本質を考える

「BOOKデータベース」 より

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