老人支配国家 : 日本の危機
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老人支配国家 : 日本の危機
(文春新書, 1339)
文藝春秋, 2021.11
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老人支配国家日本の危機
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ロウジン シハイ コッカ : ニホン ノ キキ
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Contents of Works
- 日本の読者へ : 同盟は不可欠でも「米国の危うさ」に注意せよ / 大野舞 [通訳]
- コロナで犠牲になったのは誰か : 「老人」の健康を守るために「現役世代」の活動を犠牲にした「シルバー民主主義」 / 堀茂樹 [取材協力]
- 日本は核を持つべきだ : 「米国の傘」は実はフィクションにすぎない / 堀茂樹 [通訳・翻訳]
- 「日本人になりたい外国人」は受け入れよ : 日本に必要なのは「多文化主義」ではなく「同化主義」だ / 堀茂樹 [通訳]
- トランプ以後の世界史を語ろう : 黒人を"疎外"したのはトランプではなく民主党だ / 堀茂樹 [翻訳]
- それでも米国が世界史をリードする : 民主主義の"失地回復"は常に「右」で起きる / 堀茂樹 [翻訳]
- それでも私はトランプ再選を望んでいた : 「高学歴の左派」は「低学歴の労働者」の味方ではない / 堀茂樹 [通訳・取材協力]
- それでもトランプは歴史的大統領だった : トランプの"政策転換"が今後30年の米国を方向づける / 堀茂樹 [通訳・取材協力]
- ユーロが欧州のデモクラシーを破壊する : ユーロ創設は仏政治家が犯した史上最悪の失敗だ / 堀茂樹 [翻訳]
- トッドが読む、ピケティ『21世紀の資本』 : 貧しい人々には「資本の相続人」よりも「学歴があるだけのバカ」の方が有害かもしれない / 編集部 [通訳]
- 「直系家族病」としての少子化 : 日本人は規律正しい民族だが"自然人"としての奔放な面もある / 磯田道史, E・トッド [述]
- トッドが語る、日本の天皇・女性・歴史 : 女性天皇の登場は、中国の父系文化への反発でもあった / 本郷和人, E・トッド [述]
Description and Table of Contents
Description
若者の生活を犠牲にして老人のコロナ死亡率を抑えた日本だが、社会の存続に重要なのは高齢者の死亡率より出生率だ。「家族」が日本社会の基礎だが、「家族」の過剰な重視は「非婚化」「少子化」を招き、かえって「家族」を殺す。
Table of Contents
- 1 老人支配と日本の危機(コロナで犠牲になったのは誰か;日本は核を持つべきだ ほか)
- 2 アングロサクソンのダイナミクス(トランプ以後の世界史を語ろう;それでも米国が世界史をリードする ほか)
- 3 「ドイツ帝国」と化したEU(ユーロが欧州のデモクラシーを破壊する;トッドが読む、ピケティ『21世紀の資本』)
- 4 「家族」という日本の病(「直系家族病」としての少子化(磯田道史×E.トッド);トッドが語る、日本の天皇・女性・歴史(本郷和人×E.トッド))
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