歴史認識問題とメディアの政治学 : 戦後日韓関係をめぐるニュースの言説分析

書誌事項

歴史認識問題とメディアの政治学 : 戦後日韓関係をめぐるニュースの言説分析

三谷文栄著

(日本大学法学部叢書, 第45巻)

勁草書房, 2021.6

タイトル読み

レキシ ニンシキ モンダイ ト メディア ノ セイジガク : センゴ ニッカン カンケイ オ メグル ニュース ノ ゲンセツ ブンセキ

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注記

博士学位論文「外交政策と政治コミュニケーション : 戦後日韓関係における歴史認識問題を事例に」(慶応義塾大学, 2017年) を基に、大幅な加筆修正を加えたもの

引用・参考文献: 巻末pv-xiv

収録内容

  • 政治コミュニケーション論の展開
  • 政治コミュニケーション論における外交政策・メディア・世論の研究
  • 外交政策の政治エリート・メディア・世論の「相互作用モデル」
  • 日韓国交正常化交渉をめぐるメディア言説の変遷
  • 日韓歴史教科書問題の外交問題化とメディア・フレームの競合
  • 冷戦後の日本社会における歴史認識とメディア・フレームの変容
  • 第一次安倍政権における慰安婦問題とメディア・フレームの競合
  • 第二次安倍政権における慰安婦問題をめぐるメディア言説の編成
  • 日韓歴史認識問題をめぐるジャーナリズムの今後の展望

内容説明・目次

内容説明

日韓国交正常化交渉、歴史教科書、慰安婦問題—私たちはなぜ今、歴史認識を「問題」としているのか?戦後断続的に外交問題化してきた日韓間の歴史認識問題を、メディア・世論・政治エリートが相互作用する「意味づけをめぐる政治」から分析する。

目次

  • 第1部 外交政策の政治コミュニケーションに関する理論的考察(政治コミュニケーション論の展開;政治コミュニケーション論における外交政策・メディア・世論の研究;外交政策の政治エリート・メディア・世論の「相互作用モデル」—メディア・フレームの再構成を通じて)
  • 第2部 戦後日韓関係における歴史認識問題とマス・メディア報道(日韓国交正常化交渉をめぐるメディア言説の変遷—メディア・フレーム分析の観点から;日韓歴史教科書問題の外交問題化とメディア・フレームの競合;冷戦後の日本社会における歴史認識とメディア・フレームの変容—一九九〇年代の慰安婦問題を事例に;第一次安倍政権における慰安婦問題とメディア・フレームの競合;第二次安倍政権における慰安婦問題をめぐるメディア言説の編成;日韓歴史認識問題をめぐるジャーナリズムの今後の展望)

「BOOKデータベース」 より

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