はじめてのウィトゲンシュタイン

書誌事項

はじめてのウィトゲンシュタイン

古田徹也著

(NHKブックス, 1266)

NHK出版, 2020.12

タイトル読み

ハジメテ ノ ウィトゲンシュタイン

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注記

文献あり

人名索引: p315-316

内容説明・目次

内容説明

哲学史を変えた天才は、本当は何を追い求めていたのか。箴言めいた断章や奇行のエピソードに目を奪われることなく彼の思考の根幹をまるごと捉えることはできないか—本書は、この哲学者の遺稿や講義録の翻訳を手掛けた著者が初学者に向けて渾身の力を込めて書き下ろした入門書だ。卓抜な比喩と、明晰で親しみやすい文章によって読者は、ウィトゲンシュタインの独創による魅力的な諸概念とそれらがもつ本質的な可能性とを正しく理解するだろう。新世代によるウィトゲンシュタイン入門の決定版である。

目次

  • 序章 嵐のなかの道標
  • 第1章 沈黙への軌跡—前期(『論理哲学論考』が世に出るまで;『論理哲学論考』とはどのような書物か;語りえないものたち1—論理 ほか)
  • 第2章 世界を見渡す方法—後期(哲学への回帰の道;ケンブリッジへの帰還;「像」による幻惑としての哲学的混乱 ほか)
  • 第3章 鼓舞する哲学(晩年に向かう十年の歩み;後期の主題の断片1—心;後期の主題の断片2—知識 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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