中国料理と近現代日本 : 食と嗜好の文化交流史

書誌事項

中国料理と近現代日本 : 食と嗜好の文化交流史

岩間一弘編著

(慶應義塾大学東アジア研究所叢書)

慶應義塾大学出版会, 2019.12

タイトル読み

チュウゴク リョウリ ト キンゲンダイ ニホン : ショク ト シコウ ノ ブンカ コウリュウシ

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注記

中国料理関連文献目録: p373-377

収録内容

  • 日本の中国料理はどこから来たのか / 岩間一弘 [執]
  • 戦前期日本の「支那料理」 : 家庭での受容と「支那料理店」をめぐる状況 / 川島真 [執]
  • 日本における中国料理の受容 : 歴史篇 : 明治-昭和30年代の東京を中心に / 草野美保 [執]
  • 日本における中国料理の受容 : 料理篇 : 明治-昭和30年代の東京を中心に / 草野美保 [執]
  • 日本の華僑社会におけるいくつかの中国料理定着の流れ : 神戸・大阪を中心として / 陳來幸 [執]
  • 京都の中国料理 : 伝統の創造と料理の帰属 / 岩間一弘 [執]
  • 熊本の「郷土料理」としての中国料理「太平燕」から考える : 素材と文脈,文化を「囲い込む」こと,聞くこと / 田村和彦 [執]
  • 日本における中国料理の料理人の現地化と業界団体の変化 / 陳嘉適 [執]
  • 料理人と料理教育者 : 台湾が日本に輸出した「中国料理」 : 1945年から1970年を中心に / 陳玉箴 [執] ; 持田洋平訳
  • チャジャン麺ロード : 20世紀東北アジア,チャジャン麺流浪の旅 / 周永河 [執] ; 丁田隆訳
  • 朝鮮半島における「中国料理」の段階的受容 : 分断後の韓国までを視野に / 林史樹 [執]
  • グローバル政治におけるディアスポラ汎中国料理の創出 / 呉燕和 [執] ; 大道寺慶子訳
  • 中国語教育と中国の「食文化」に関する考察 : 中国語テキストにおける事例を中心に / 浅野雅樹 [執]
  • 「中国料理」はいつ生まれたのか : 『申報』に見える料理の語彙の分析を通して / 西澤治彦 [執]
  • 1920-30年代における上海の調味料製造業と市場競争 : 中国の味精と日本の味の素に着目して / 李培徳 [執]
  • 太平洋戦争下の食と健康 : 中国の日本人俘虜は何を食べていたのか / 貴志俊彦 [執]
  • 北京老字号飲食店の興亡 : 全聚徳を例にして / 山本英史 [執]

内容説明・目次

内容説明

なぜ、日本で独自の進化を遂げ、これほどまでに広まったのか?中国料理をめぐる政治・社会情勢に着目しながら、東アジアにおける食の文化交流の多様な軌跡をひもとき、新たな史実を究明する。

目次

  • 日本の中国料理はどこから来たのか
  • 第1部 近現代日本の中国料理(戦前期日本の「支那料理」—家庭での受容と「支那料理店」をめぐる状況;日本における中国料理の受容:歴史篇—明治〜昭和30年代の東京を中心に;日本における中国料理の受容:料理篇—明治〜昭和30年代の東京を中心に;日本の華僑社会におけるいくつかの中国料理定着の流れ—神戸・大阪を中心として;京都の中国料理—伝統の創造と料理の帰属;熊本の「郷土料理」としての中国料理「太平燕」から考える—素材と文脈、文化を「囲い込む」こと、開くこと;日本における中国料理の料理人の現地化と業界団体の変化)
  • 第2部 越境する中国料理(料理人と料理教育者—台湾が日本に輸出した「中国料理」:1945年から1970年を中心に;チャジャン麺ロード—20世紀東北アジア、チャジャン麺流浪の旅;朝鮮半島における「中国料理」の階段的受容—分断後の韓国までを視野に;グローバル政治におけるディアスポラ汎中国料理の創出;中国教育と中国の「食文化」に関する考察—中国語テキストにおける事例を中心に)
  • 第3部 中国料理の文化と政治(「中国料理」はいつ生まれたのか—『申報』に見える料理の語彙の分析を通して;1920‐30年代における上海の調味料製造業と市場競争—中国の味精と日本の味の素に着目して;太平洋戦争下の食と健康—中国の日本人俘虜は何を食べていたのか;北京老字号飲食店の興亡—全聚徳を例にして)

「BOOKデータベース」 より

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