妻の就労で夫婦関係はいかに変化するのか

書誌事項

妻の就労で夫婦関係はいかに変化するのか

三具淳子著

(現代社会政策のフロンティア, 12)

ミネルヴァ書房, 2018.5

タイトル読み

ツマ ノ シュウロウ デ フウフ カンケイ ワ イカニ ヘンカ スル ノカ

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注記

博士論文 (一橋大学, 2013年受理) をもとにしたもの

引用文献: p227-239

内容説明・目次

内容説明

夫婦の関係性は、妻の就業状況によっていかに異なるのか。断続的な就業経験(正規、非正規、パートタイムなど)をもつ妻の就業状況に時間軸を取り入れ、権力関係変容のプロセスを分析する。本書は、「近代家族」に内在する矛盾を問い直し、非対称的なジェンダー・アレンジメント生成の過程を明確にする。なにより、「夫婦の危機」の発生を読み解くものである。

目次

  • 序章 いま夫婦に何が起こっているのか
  • 第1章 夫婦関係研究の到達点と課題
  • 第2章 共働き世帯の増加と夫婦関係分析の視点
  • 第3章 既婚女性の「経済的依存」の実態
  • 第4章 「働くこと」と夫婦関係に関する意識
  • 第5章 平等志向夫婦における妻の労働市場からの退出
  • 第6章 妻の離職と夫婦関係の変容
  • 第7章 妻の再就職と夫婦関係の再編
  • 終章 ジェンダー・アレンジメント変革への内なる挑戦

「BOOKデータベース」 より

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