中成長を模索する中国 : 「新常態」への政治と経済の揺らぎ

書誌事項

中成長を模索する中国 : 「新常態」への政治と経済の揺らぎ

大西広編著

(慶應義塾大学東アジア研究所叢書)

慶應義塾大学出版会, 2016.5

タイトル別名

中成長を模索する中国 : 新常態への政治と経済の揺らぎ

タイトル読み

チュウセイチョウ オ モサク スル チュウゴク : 「シンジョウタイ」エノ セイジ ト ケイザイ ノ ユラギ

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参考文献あり

内容説明・目次

内容説明

習近平改革の狙いとゆくえを読み解く。安定した「中成長国」に向けて根本的な社会構造の転換を迫られ、模索を続ける中国。歴史的発展過程の中で習近平改革を捉え直し、独自の調査と分析手法で2030年代の中国経済を見通しつつ、その意図と意義を明らかにする。

目次

  • 高成長から中成長への移行に伴う中国の模索
  • 第1部 胡錦涛から習近平への中国政治の揺らぎ(薄煕来の「重慶モデル」とのその失脚をどう評価するか;地方統制—政治選抜トーナメント方式について;地方財政の土地開発利益依存と脱却への模索)
  • 第2部 高成長から中成長への中国経済の模索(企業内賃金格差の是正が課題となる時代へ—労働者の賃金観の変化に関するいくつかの調査結果;中国「社会主義市場経済」の性格と構造—工作機械産業における競争的国有企業の役割に注目して;投資依存型経済からの脱却と「中所得国の罠」—2部門最適成長モデルによる分析と予測;BRICsが模索する新しい国際秩序;中国計画経済システム下での企業行動の特徴—分権的意思決定に関する実証分析)

「BOOKデータベース」 より

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