「神」の人 : 19世紀フランス文学における司祭像

書誌事項

「神」の人 : 19世紀フランス文学における司祭像

江島泰子著

(日本大学法学部叢書, 第37巻)

国書刊行会, 2015.12

タイトル別名

Homme de Dieu

神の人 : 19世紀フランス文学における司祭像

タイトル読み

カミ ノ ヒト : 19セイキ フランス ブンガク ニオケル シサイゾウ

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注記

参考文献: 巻末p8-16

内容説明・目次

内容説明

「司祭像」をテーマに、複雑に錯綜する19世紀の政治・社会、歴史を映すユゴー、ゾラ、リラダンらの作品を詳しく考察。また、実在した司祭たちの思想と人物像を分析することで、19世紀フランスにおいて聖職者が置かれていた政治・社会的状況を考究し、文学研究に新たな視点をもたらす。

目次

  • 第1部 政教条約下の教会と聖職者(三人の司祭たち;「コングレガシオン神話」と王政復古期の司祭像)
  • 第2部 ラムネの光と影(サヴォワの助任司祭の後継者たち;サント=ブーヴ—二つのキリスト教)
  • 第3部 「絶対」の人、過去の人(ヴィクトル・ユゴー—異端審問から大革命へ;エルネスト・ルナン—「抽象を本質とする人々」の隠喩)
  • 第4部 反自然としての司祭像(ジュール・ミシュレ—司祭と女性;エミール・ゾラ—ジェズイット神話と「例外的な存在」としての司祭)
  • 第5部 「彼方」の証人たち(二人の「真夜中の司祭」—バルベイ・ドールヴィイ、ヴィリエ・ド・リラダン;信仰の探求と一九〇一年の結社法—J.K.ユイスマンス)

「BOOKデータベース」 より

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