親元暮らしという戦略 : アコーディオン・ファミリーの時代

書誌事項

親元暮らしという戦略 : アコーディオン・ファミリーの時代

キャサリン・S.ニューマン [著] ; 萩原久美子, 桑島薫訳

岩波書店, 2013.11

タイトル別名

The accordion family : boomerang kids, anxious parents, and the private toll of global competition

親元暮らしという戦略 : アコーディオンファミリーの時代

タイトル読み

オヤモトグラシ トイウ センリャク : アコーディオン・ファミリー ノ ジダイ

大学図書館所蔵 件 / 207

注記

原著 (Boston : Beacon Press, 2012) の翻訳

内容説明・目次

内容説明

成人した若者が安定した雇用に就くことができず、親元で暮らすことを余儀なくされる。長引く不況の中で、先進諸国で広がっているこの現象を、著者は「アコーディオン・ファミリー」と名付けた。アコーディオンのように、家族は蛇腹を広げて舞い戻ってきた子どもたちを受け入れ、彼らが出て行くと蛇腹を縮める。そして、成人期、高齢期のあり方も変容を迫られている…。日本、アメリカ、イタリア、スペイン、スウェーデン、デンマークの六か国で三〇〇人ものインタビューを実施し、グローバル化時代の家族の生存戦略を考察した労作。

目次

  • 第1章 「大人になる」とはどういうこと?
  • 第2章 広がるアコーディオン・ファミリー
  • 第3章 「大人」の実家暮らし
  • 第4章 私は大丈夫、問題はあなた—アコーディオン・ファミリーをどうとらえるか
  • 第5章 「巣」が空にならない時—親のジレンマ
  • 第6章 パラダイスにだって悩みはある
  • 第7章 出生率の低下と「移民の脅威」
  • 終章 アコーディオン・ファミリーと政治—泥沼化か、それとも転換か

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB14170633
  • ISBN
    • 9784000259262
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xii, 296, 38p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ