書誌事項

個人加盟ユニオンと労働NPO : 排除された労働者の権利擁護

遠藤公嗣編著

(現代社会政策のフロンティア, 5)

ミネルヴァ書房, 2012.6

タイトル読み

コジン カメイ ユニオン ト ロウドウ NPO : ハイジョ サレタ ロウドウシャ ノ ケンリ ヨウゴ

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注記

参考文献: 各章末

その他の執筆者: 上原慎一, 福井祐介, チャールズ・ウェザーズ, 橋口昌治, 小関隆志, 大山小夜, 金美珍, 澤田ゆかり

収録内容

  • 新しい労働者組織の意義 / 遠藤公嗣執筆
  • 中小労連から地域労組へ : 札幌地域労組の事例から / 上原慎一執筆
  • 九州のユニオンと東京のユニオン : 2000年・2010年コミュニティ・ユニオン組合員意識調査から / 福井祐介執筆
  • ゼネラルユニオンと大阪の外国人非正規労働者 / チャールズ・ウェザーズ執筆
  • 自己責任論と個人加盟ユニオン : 「若者の労働運動」の事例から / 橋口昌治執筆
  • 労働NPOの特質 : 個人加盟ユニオンとの対比・関連において / 小関隆志執筆
  • 派遣切り問題にみる「協セクター」の可能性 : 愛知派遣村のフィールドワークを通じて / 大山小夜執筆
  • 韓国における女性非正規労働者の組織化 : 韓国女性労働組合(KWTU)の事例 / 金美珍執筆
  • 中国における「工会」と草の根労働NGOの変容 : 農民工の権益保護をめぐって / 澤田ゆかり執筆
  • 排除された労働者の権利擁護の研究にむけて / 遠藤公嗣執筆

内容説明・目次

内容説明

格差社会などさまざまな問題を抱えている現代日本社会において、企業内組合ないし日本的雇用慣行から排除された労働者の権利を守る組織として、個人加盟ユニオンと労働NPOが注目されている。それらはどのように発展し、どのような役割を担っているのか。本書は、国内・海外における労働者組織の実態調査に基づいた、総合的な事例比較共同研究の成果である。

目次

  • 序章 新しい労働者組織の意義
  • 第1章 中小労連から地域労組へ—札幌地域労組の事例から
  • 第2章 九州のユニオンと東京のユニオン—2000年・2010年コミュニティ・ユニオン組合員意識調査から
  • 第3章 ゼネラルユニオンと大阪の外国人非正規労働者
  • 第4章 自己責任論と個人加盟ユニオン—「若者の労働運動」の事例から
  • 第5章 労働NPOの特質—個人加盟ユニオンとの対比・関連において
  • 第6章 派遣切り問題にみる「協セクター」の可能性—愛知派遣村のフィールドワークを通じて
  • 第7章 韓国における女性非正規労働者の組織化—韓国女性労働組合(KWTU)の事例
  • 第8章 中国における「工会」と草の根労働NGOの変容—農民工の権益保護をめぐって
  • 終章 排除された労働者の権利擁護の研究にむけて

「BOOKデータベース」 より

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