「進歩的主婦」を生きる : 戦後『婦人公論』のエスノグラフィー

書誌事項

「進歩的主婦」を生きる : 戦後『婦人公論』のエスノグラフィー

中尾香著

作品社, 2009.3

タイトル別名

進歩的主婦を生きる : 戦後婦人公論のエスノグラフィー

タイトル読み

シンポテキ シュフ オ イキル : センゴ フジン コウロン ノ エスノグラフィー

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注記

博士論文 (大阪大学 2005年) を基にしたもの

引用・参考文献: p246-251

内容説明・目次

内容説明

第二波フェミニズムが興る以前、戦後女性たちは、理念としての“男女平等”と現実の“性別役割分業”というアンビバレンツな構造とせめぎあいながら、いかにしてジェンダー秩序や女性の主体を構築していったのか?本書は、当時最も人気のあった女性雑誌『婦人公論』の愛読者および編集者たちへのインタビュー調査によって立体的に描き出した、初めての画期的研究である。

目次

  • 第1章 自由主義の伝統と『婦人公論』
  • 第2章 リベラリストとスーパーウーマン—編集長たちのジェンダー観
  • 第3章 もうひとつのジェンダー—『婦人公論』のなかの男性像
  • 第4章 『婦人公論』愛読者グループ
  • 第5章 読者たちが読んだ「主婦論争」
  • 第6章 「白雪会」—あるグループの歴史と活動
  • 第7章 『婦人公論』は人生そのもの—ある読者のエスノグラフィー
  • 第8章 “とりあえずの一歩”を踏み出すために—読者たちの意味世界

「BOOKデータベース」 より

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