江戸語研究 : 式亭三馬と十返舎一九
著者
書誌事項
江戸語研究 : 式亭三馬と十返舎一九
(国語論究 / 佐藤喜代治編, 第12集)
明治書院, 2006.3
- タイトル読み
-
エドゴ ケンキュウ : シキテイ サンバ ト ジッペンシャ イック
大学図書館所蔵 件 / 全144件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: 各論文末
収録内容
- 江戸語研究の視点 / 飛田良文
- 江戸語研究の歴史 / 小松寿雄
- 式亭三馬の生活と言語資料 / 本田康雄
- 式亭三馬の言語観 / 佐藤武義
- 式亭三馬黄表紙の江戸語 / 鶴橋俊宏
- 式亭三馬洒落本の江戸語 / 園田博文
- 式亭三馬滑稽本の江戸語 / 土屋信一
- 式亭三馬合巻の江戸語 / 小野正弘
- 式亭三馬読本の江戸語 / 白石良夫
- 十返舎一九の生活と作品 / 粕谷宏紀
- 十返舎一九の言語観・方言観 / 下野雅昭
- 十返舎一九の江戸語 / 小池正胤
- 十返舎一九黄表紙の江戸語 / 矢野準
- 十返舎一九笑話本の江戸語 / 米谷隆史
- 十返舎一九滑稽本の江戸語 / 彦坂佳宣
- 十返舎一九読本の江戸語 / 半田真由美
- 十返舎一九合巻の江戸語 / 神戸和昭
- 十返舎一九人情本の江戸語 / 広瀬満希子
内容説明・目次
内容説明
本書は江戸語の概観ではなく、江戸文化を代表する二人の作家に焦点を定めて、式亭三馬と十返舎一九の全作品を対象にする。そこで、黄表紙、洒落本、滑稽本、人情本、合巻、読本などの文学のジャンルごとに考察することにした。これが本書の第一の特色である。ジャンルにより、話し言葉が対象となる作品と、書き言葉が対象となる作品とがある。話し言葉は士農工商に代表される階層語の実態を明らかにし、書き言葉は表記法や擬古文の単語の性格を、中国の白話小説との関連、日本古典との関連から追究した。これが第二の特色である。
目次
- 1 総論(江戸語研究の視点;江戸語研究の歴史)
- 2 式亭三馬の江戸語(式亭三馬の生活と言語資料;式亭三馬の言語観—三馬作洒落本を中心に;式亭三馬黄表紙の江戸語 ほか)
- 3 十返舎一九の江戸語(十返舎一九の生活と作品;十返舎一九の言語観・方言観;十返舎一九の江戸語 ほか)
「BOOKデータベース」 より