明治の結婚明治の離婚 : 家庭内ジェンダーの原点
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書誌事項
明治の結婚明治の離婚 : 家庭内ジェンダーの原点
(角川選書, 388)
角川学芸出版 , 角川書店 (発売), 2005.12
- タイトル別名
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明治の結婚・明治の離婚
- タイトル読み
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メイジ ノ ケッコン メイジ ノ リコン : カテイナイ ジェンダー ノ ゲンテン
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注記
引用・参考文献一覧: p243-251
目次のタイトル: 明治の結婚・明治の離婚
内容説明・目次
内容説明
明治の離婚率は現在より1.5倍も高い。庶民のなかでは、女も働き手として自活する力をもっていたため、男と同じ立場で離婚を選べたのだ。一方、上流階級では「家」を守るため、婚前契約を結ぶ結婚や、一方的な追い出し離婚が行われていた。当時の新聞や離婚裁判の記録から婚姻の実態を読み解きながら、「地域の慣習」から「明治民法」へと、生活規範の変更を余儀なくされた人々の姿を明らかにする。
目次
- 第1部 明治前期—混迷と解放の時代(明治初年の日本社会;さまざまな結婚の姿;明治初年の家族の大勢 ほか)
- 第2部 明治中期—離婚多発と退行の時代(統計が示すその現実;原因をどこに求めるか;華やかな国際結婚 ほか)
- 第3部 明治後期—抑圧と胎動の時代(「家」制度の法定と明治民法の施行;『金色夜叉』と『不如帰』の登場;修身教育と良妻賢母教育 ほか)
「BOOKデータベース」 より