ネオ・リベラリズムの時代の多文化主義 : オーストラリアン・マルチカルチュラリズムの変容

書誌事項

ネオ・リベラリズムの時代の多文化主義 : オーストラリアン・マルチカルチュラリズムの変容

塩原良和著

三元社, 2005.11

タイトル別名

ネオリベラリズムの時代の多文化主義 : オーストラリアンマルチカルチュラリズムの変容

タイトル読み

ネオ リベラリズム ノ ジダイ ノ タブンカ シュギ : オーストラリアン マルチカルチュラリズム ノ ヘンヨウ

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注記

資料・参考文献: 巻末pv-xxx

内容説明・目次

内容説明

ネオ・リベラリズムという時代の流れのなかで、多文化主義という理念をいかに“再構築”するのか。反‐本質主義的多文化主義は、なぜ、エスニック・マイノリティのエンパワーメントを阻害する「意図せざる帰結」をもたらしたのか。70年代以降、白豪主義からマルチカルチュラリズムに政策転換してきたオーストラリアを事例に明らかにする。

目次

  • 序章 ネオ・リベラリズムと多文化主義—問題設定と方法
  • 第1章 「エスニック・グループ」の構築と変容—一九七〇・八〇年代の公定多文化主義言説
  • 第2章 多文化主義研究における反‐本質主義—オーストラリアにおける展開
  • 第3章 「包摂」的多文化主義の形成—一九九〇年代における公定多文化主義言説
  • 第4章 「包摂」と多文化主義への反動—ジョン・ハワードとネオ・リベラリストのポリティクス
  • 第5章 反‐本質主義的多文化主義の政治的帰結—「縮図」としての「EAC改名論争」
  • 終章 「対抗原理」としての多文化主義にむけて

「BOOKデータベース」 より

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