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クジャクの雄はなぜ美しい?

長谷川眞理子著

紀伊國屋書店, 2005.9

増補改訂版

Title Transcription

クジャク ノ オス ワ ナゼ ウツクシイ

Available at  / 158 libraries

Note

参考文献: p232-238

Description and Table of Contents

Description

「自然淘汰ではどうしても説明できぬ」進化論者ダーウィンの悩みの種が、美しい羽を目いっぱい広げるクジャクの雄。きれいな色の羽をもち美声を奏でる小鳥たち、歌舞伎役者のくまどりのような顔をしたヒヒ、ライオンのたてがみ、シカの角…一般に雄は美しく派手なのに、雌は地味で目立たない。なぜか。「雄間競争」と「雌による選り好み」がその答えだが、この方面の研究が近年、急展開を見せた。雌の選り好みの個性、選り好みの雌雄逆転、一夫一妻やハーレムでつがい外交尾を発見、そして雌雄の対立として「配偶者防衛」や毒の注入が大きな注目を集めている。本書は、このテーマの第一人者が興味深くその最前線の内容を紹介する。13年振りの大幅改定版。

Table of Contents

  • 序章 派手な雄と目立たない雌
  • 第1章 性差はなぜあるのか?
  • 第2章 同性間の競争と異性による選り好み
  • 第3章 賢い選り好み
  • 第4章 「美的センス」による選り好み
  • 第5章 選り好みの進化
  • 第6章 選り好みをめぐる疑問
  • 第7章 雌雄の対立と葛藤
  • 第8章 性淘汰の理論をめぐる論争

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Details

  • NCID
    BA73703118
  • ISBN
    • 4314009942
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    238p, 図版 [3] p
  • Size
    20cm
  • Classification
  • Subject Headings
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