書誌事項

教養としての大学受験国語

石原千秋著

(ちくま新書, 253)

筑摩書房, 2000.7

タイトル読み

キョウヨウ ト シテ ノ ダイガク ジュケン コクゴ

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内容説明・目次

内容説明

高校・大学生の学力低下が社会的に問題になっているが、憂うべきなのは知識量の低下よりも、自ら考えるための思考力の低下である。大学受験国語は、限られた条件の下での出題とはいえ、高校の「国語」よりもはるかにバラエティに富む。心ある出題者が、思考の最前線に幾分かでも触れてほしいと願っているからだ。数ある受験問題の中から良問のみを厳選した本書は、たくまずして現代思想のすぐれたアンソロジーとなった。それらを解いてゆくことで、受験生、大学生、ひいては社会人にも、思考力が身につく、明快な一冊。

目次

  • 序章 たった一つの方法
  • 第1章 世界を覆うシステム—近代
  • 第2章 あれかこれか—二元論
  • 第3章 視線の戯れ—自己
  • 第4章 鏡だけが知っている—身体
  • 第5章 彼らには自分の顔が見えない—大衆
  • 第6章 その価値は誰が決めるのか—情報
  • 第7章 引き裂かれた言葉—日本社会
  • 第8章 吉里吉里人になろう—国民国家

「BOOKデータベース」 より

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