目次
まえがき [冨田恭彦]
第Ⅰ部 なぜ英語以外の外国語を学ぶのか
はじめに 『ヨーロッパ言語共通参照枠』(CEFR)に学ぶ外国語学習の意義 [大木 充]
第1章 朝鮮語—思考停止の外国語 [小倉紀蔵]
第2章 アラビア語—他者の舌で世界を知るということ [岡 真理]
第3章 フランス語—言語はコミュニケーションの手段にすぎないか? [東郷雄二]
第4章 スペイン語—多言語状況から考える異言語学習 [塚原信行]
第5章 ドイツ語—特徴とその学習の意義 [齋藤治之]
第6章 ロシア語—英語だけではダメですか? [服部文昭]
コラム 世界の人々はこのように考えている
第Ⅱ部 多言語主義による多極的世界観の構築
まえがき [尾池和夫/フィリップ・フォール]
第1章 多極化する世界における多言語主義と文化的多様性の挑戦
[ドミニク・ドヴィルパン(訳:多賀 茂)]
第2章 今日の世界情勢と外国語を学ぶということ [佐伯啓思]
第3章 バベル,わが愛—フランスの言語政策における多様性の概念の発祥について
[ジャン=フランソワ・グラズィアニ(訳:長野 督)]
第4章 多言語主義から複言語・複文化主義へ [西山教行]
特別報告 文化的多様性と多言語主義多言語的で発信型の外国語教育のために [三浦信孝]
コラム 世界の人々はこのように考えている
あとがき